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帯状疱疹って予防できるの?

[2026.02.28]

帯状疱疹ってどんな病気?

 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウィルスによる感染症で、初めて感染すると、水ぼうそう(水痘)を発症します。水ぼうそうが治った後も、ウィルスは体の奥の神経節に潜伏感染し続け、何かのきっかけでウィルスの一部が再活性化して、体の一部に小さな水ぶくれをたくさん作り、痛みを伴うのが帯状疱疹です。

 治療は、内服あるいは点滴の抗ウィルス薬がいくつかあります。治った後も、水ぶくれができた部位に帯状疱疹後神経痛が長く残ることがあり、症状がひどかった人や高齢者では、その頻度が高くなります。

ワクチンによる帯状疱疹の予防

 日本では2025年度から、帯状疱疹ワクチンは公費負担(一部自己負担あり)で接種を受けられる定期接種となり、基本的に65歳を迎える方が対象となっています。2025年度から5年間は経過措置として、その年度に70、75、80、85、90、95、100歳になる方も定期接種の対象となります。これをキャッチアップ接種と言います。

 定期接種の他に、50歳以上の方等を対象として、帯状疱疹ワクチン接種を公費助成する自治体が増えています。自治体によって、助成額、ワクチンの種類や対象年齢が異なります。

 帯状疱疹ワクチンには、かなりの予防効果が認められています。現在、日本では、2種類の帯状疱疹ワクチン(表)が接種可能ですが、接種するかどうか、どちらのワクチンにするかは、有効性や安全性(副反応)、費用も含めて比較検討して、かかりつけ医に相談して決めましょう。

表 日本で接種可能な2種類の帯状疱疹ワクチンの比較

ワクチンの種類

生ワクチン

組み換えワクチン

接種回数・投与法

1回・皮下接種

2か月以上の間隔で2回・筋肉注射

帯状疱疹の予防効果

(接種後5年時点)

40%程度の予防効果

90%程度の予防効果

副反応(発現割合)

接種した部位の反応

発赤(30%以上)、かゆみ、熱感、はれ、

痛み(10%以上)

接種した部位の反応

痛み(70%以上)、発赤(30%以上)、

はれ(10%以上)

 

全身反応

疲労感、筋肉痛(30%以上)、発熱、

頭痛(10%以上)

接種を受けられない方

接種にあたり注意が必要な方

免疫抑制状態にある方は、接種をうけられません。

免疫抑制状態にある方は、接種にあたり注意が必要です。

*病気や治療により免疫機能が低下している状態

 

令和8年2月20日  日医ニュース「健康ぷらざ」より

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